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DGFT請求書カード払いとは?手数料・対応カード・対象外取引を解説

DGFT請求書カード払いは、銀行振込の請求書を手持ちのカードで決済し、取引先にはデジタルガレージが振り込むサービスです。2026年7月1日時点では、手数料はカードブランドにより3.0%または4.0%(いずれも税別)、最低400円(税別)です。ただし、使える支払いは国内法人向けの事業上の支払いが中心で、個人事業主や海外企業宛、口座振替、請求書の一部支払いなどは対象外です。この記事では、手数料、対応カード、振込日、申し込み前の注意点を整理します。

この記事でわかること
  • DGFT請求書カード払いの仕組みと使う前提
  • 2026年7月1日時点の手数料と対応カード
  • 利用できる請求書、対象外になりやすい支払い
  • 振込日、支払い猶予、申し込み前の確認点
目次

DGFT請求書カード払いの仕組み

DGFT請求書カード払いは、取引先から届いた銀行振込の請求書を、カード決済に切り替えるサービスです。利用者は請求書情報とカード情報を登録し、サービス側が取引先へ振込を行います。取引先がカード決済に対応していなくても、銀行振込の請求書をカード支払いに置き換えられる点が特徴です。

借入やファクタリングのように新しく資金を受け取る方法ではありません。支払いをカード会社の締日・引落日まで後ろへずらす方法です。そのため、カード引き落とし日までに入金予定があるか、手数料を払っても資金繰りが改善するかを確認してから使う必要があります。

支払い先へは振込として処理される

DGFTの公式ページでは、提供サービスは振込代行サービスとされています。利用者はカードで決済し、取引先には指定口座へ振込が行われます。振込依頼人名を利用者側で指定できるため、取引先との支払い実務を大きく変えずに使いやすい設計です。

ただし、振込名義を指定できることと、すべての支払いに使えることは別です。請求書の発行者、振込先口座、請求金額、支払内容がサービス条件に合うかを先に確認してください。

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手数料と対応カード

2026年7月1日時点で公式ページとサポートに記載されている手数料は、カードブランドにより異なります。手数料には別途消費税がかかるため、請求額に対する実際のカード決済額まで計算してください。

確認項目公式情報で確認できた内容確認日
手数料JCB、VISA、Mastercard、セゾンカード、ニコスカードは請求金額(振込金額)の3.0%税別。ダイナースクラブは4.0%税別。2026-07-01
最低手数料一律400円税別。サービス手数料には別途消費税がかかる。2026-07-01
対応カードJCB、VISA、Mastercard、ダイナースクラブ、セゾンカード、ニコスカード。三菱UFJニコス発行のAMERICAN EXPRESSも利用可能。2026-07-01
カード名義法人カード、またはユーザー登録本人分の個人カード。2026-07-01
本人認証3Dセキュア2.0を設定していない場合は利用できない。2026-07-01
参照: DGFT請求書カード払い公式ページ、DGFT請求書カード払いサポート「サービス手数料について」「ご利用可能なカード(ブランド・名義等)」。

たとえば100万円の請求書をJCB、VISA、Mastercardなどで支払う場合、3.0%税別なら手数料は3万円、消費税10%を加えると3万3,000円です。カード決済額は請求額と手数料を合算して考える必要があります。ダイナースクラブでは4.0%税別になるため、同じ請求額でも負担額が変わります。

手数料率だけでなく、カード利用枠も確認してください。DGFTの公式ページでは、サービス上の上限・下限は設定されておらず、利用カードのショッピング利用枠に準じると案内されています。請求額と手数料を合わせた金額がカード枠を超える場合は決済できません。

利用できる請求書と対象外取引

DGFT請求書カード払いでは、利用者として法人・個人事業主が対象と案内されています。一方で、支払い先の請求書は日本国内の法人が発行したものに限られる点に注意が必要です。利用者が個人事業主でも、個人事業主が発行した請求書への支払いには使えません。

区分確認したい内容
原則利用できる支払い事業上の支払い、国内法人への支払い、利用規約や利用カードの禁止事項に該当しない支払い。
請求書の発行者日本国内の法人が発行する請求書に限る。海外企業や国内個人事業主が発行した請求書は利用不可。
請求書の必要情報支払者名、請求者名、請求金額、振込先金融機関、支店名、口座番号、口座名義。
対象外になりやすい支払い事業以外の支払い、クレジットカード払い可能な先への支払い、個人名義口座や海外口座、請求書の一部金額、口座振替やコンビニ払込伝票、現金化とみられる取引、法令違反の可能性がある取引。
確認日: 2026-07-01。DGFT公式サポートの対象外取引ページをもとに整理。

公的支払いは種類ごとに扱いが違う

社会保険料や税金などの公的支払いは、一律に使えるとは考えないほうが安全です。DGFT公式サポートでは、社会保険料は法人・個人事業主ともに利用可能としつつ、口座振替から納付書による支払いへ変更する必要がある場合や、振込先口座情報の確認が必要な場合があると案内されています。

一方で、国税は利用できないと案内されています。地方税は条件付きで利用可能とされていますが、元の支払い方法としてカード払いが選択できない場合など条件があります。公的支払いで使う場合は、納付書、振込先口座、振込依頼人名、領収証書や証跡の扱いまで確認してください。

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振込日と支払い猶予の考え方

DGFT請求書カード払いは、カード決済をしたその日に取引先へ着金するサービスではありません。公式サポートでは、振込予定日は申請日の翌日から3営業日目以降の日付を指定でき、振込予定日当日の午前中を目処に振込処理を行うと案内されています。

また、カード決済日は審査通過時点とされています。申請、ユーザー審査、請求書審査、カード決済、振込処理の順に進むため、支払い期日が近い場合は営業日の数え方を間違えないようにしてください。

確認する日付意味注意点
申請日請求書情報やカード情報を登録する日申請日の翌日から3営業日目以降を振込予定日にできる
カード決済日カード払い申請の審査が通過した日振込日とは別。カード会社の締日・引落日に影響する
振込予定日DGFTが支払先口座へ振込処理を行う予定日土日祝日を除く営業日。着金状況は銀行側の処理にも左右される
カード引落日利用カードの請求額が口座から引き落とされる日締日・引落日はカード会社ごとに異なる

最大60日程度の支払い猶予は、カード締日・引落日との組み合わせで変わります。必ず60日延びるわけではありません。請求書の支払期日、DGFTの振込予定日、カード引落日、売上入金予定日を並べて判断しましょう。

DGFTが向いているケース・向いていないケース

DGFT請求書カード払いが向いているのは、支払先が国内法人で、支払い期日まで少なくとも3営業日以上の余裕があり、利用カードの枠と引落日までの入金予定を確認できるケースです。特に、JCB、VISA、Mastercard、ダイナースクラブ、セゾンカード、ニコスカードなど、幅広いカードを使いたい場合は候補になります。

一方で、今日中や明日中の着金が必要な支払い、個人事業主や海外企業への支払い、請求書の一部だけを払いたいケース、国税の支払い、複数カードで1枚の請求書を分けて支払いたいケースには向きません。公式サポートでは、1枚の請求書について1枚のカードで1回の支払いになると案内されています。

利用前に止まって確認したいケース
  • 支払先が個人事業主、海外法人、個人名義口座になっている
  • 請求書の一部金額だけをカード払いにしたい
  • 支払い期限まで3営業日を切っている
  • カード枠が請求額と手数料の合計に足りない
  • 国税、口座振替、コンビニ払込伝票など対象外の可能性がある
  • カード引落日までに入金予定がない
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申し込み前チェックリスト

申し込み前には、サービス名ではなく自社の請求書が条件に合うかを確認します。次の項目を満たせない場合は、申込画面へ進む前に公式サポートや支払先へ確認してください。

  • 請求書の発行者が日本国内の法人である
  • 請求書に支払者名、請求者名、請求金額、振込先口座が明記されている
  • 請求書と登録内容に差異がない
  • 支払い期日まで3営業日以上の余裕がある
  • 利用カードが対応ブランドで、3Dセキュア2.0を設定している
  • 請求額と手数料を合わせてもカード利用枠に収まる
  • カード引落日までに入金予定がある
  • 手数料の税別表示と最低400円税別を織り込んでいる
  • 国税、個人事業主宛、海外口座、口座振替、請求書一部支払いに該当しない
  • 現金化目的や実態のない取引ではない

手数料や対象外取引の見落としは、カード決済の失敗や支払い遅延につながります。支払い期日が近いほど、申請前に振込予定日とカード承認条件を確認してください。

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DGFT請求書カード払いのよくある質問

DGFT請求書カード払いはすべての事業者が使えますか?

カードを持つ法人、個人事業主が利用可能と案内されています。ただし、別途審査があり、支払い対象は日本国内の法人が発行する請求書に限られます。個人事業主が利用者として申し込めることと、個人事業主が発行した請求書を支払えることは別です。

手数料はいくらですか?

2026年7月1日時点では、JCB、VISA、Mastercard、セゾンカード、ニコスカードは請求金額の3.0%税別、ダイナースクラブは4.0%税別です。最低手数料は一律400円税別で、サービス手数料には別途消費税がかかります。

取引先にはいつ振り込まれますか?

振込予定日は申請日の翌日から3営業日目以降の日付を指定できます。振込予定日当日の午前中を目処に振込処理を行うと案内されていますが、着金状況は銀行側の処理にも左右されます。支払い期日が近い場合は早めに申請してください。

複数カードで1枚の請求書を支払えますか?

公式サポートでは、1枚の請求書について1枚のカードで1回の支払いになると案内されています。あとから分割できるかどうかは利用カードの規定に準じるため、カード会社に確認が必要です。

社会保険料や税金にも使えますか?

社会保険料は法人・個人事業主ともに利用可能と案内されていますが、納付方法や振込先口座情報の確認が必要です。地方税は条件付き、国税は利用不可と案内されています。公的支払いでは、納付書、振込依頼人名、振込先口座、証憑の扱いを個別に確認してください。

まとめ

DGFT請求書カード払いは、銀行振込の請求書をカード決済に切り替え、取引先へは振込代行で支払うサービスです。2026年7月1日時点では、手数料がカードブランドにより3.0%税別または4.0%税別、最低400円税別に分かれます。対応カード、3Dセキュア2.0、カード利用枠も申し込み前に確認してください。

特に重要なのは、支払い対象です。利用者は法人・個人事業主でも、支払い先は日本国内の法人が発行する請求書に限られます。個人事業主や海外企業への支払い、請求書の一部金額、口座振替、国税などは対象外または条件付きになりやすいため、公式サポートで最新条件を確認しましょう。

確認日: 2026-07-01。参照: DGFT請求書カード払い公式ページ、DGFT請求書カード払いサポート「サービス手数料について」「ご利用可能なカード(ブランド・名義等)」「サービス対象外の取引はありますか?」「申請後、先方の口座に振り込みされるのはいつですか?」「生命保険料、社会保険料、税金のお支払い」。

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